製品を手に取った瞬間の滑らかで繊細な手触りは、厳格かつ入念な表面研磨・洗浄工程から生まれます。この工程は、製品の外観の質感を高め、外観品質をコントロールするための極めて重要なステップです。

すべての電子タバコのボディ(外装)半製品がワークステーションに投入される前に、まず作業員による事前検品(一次スクリーニング)が行われます。明らかな凹凸やバリのある不良品をこの段階で排除し、基準を満たした合格品のみを研磨プロセスへと進めます。作業員は製品を一つひとつ手作業で保持し、変速バフ研磨機を用いて精密な研磨を行います。異なる素材の研磨バフ(ホイール)を使い分け、段階的に処理を進行。まず、ソフトバフで外装の微細なキズや成形条痕(パーティングライン)を滑らかにし、続いて黄布(きぬの)バフで金属およびプラスチック表面を優しく磨き上げ、繊細な輝き(艶)を引き出します。研磨中の圧力は終始厳格にコントロールされ、製造過程で生じたバリや加工痕だけを確実に除去し、製品本来のシャープな輪郭や表面コーティング(塗装)を損なうことなく、工場出荷時の美しい質感を最大限にキープします。
研磨が完了すると、手作業によるふき取り・洗浄工程へと移ります。作業員は製品の表面を一つひとつ丁寧に拭き上げ、残留した研磨粉や油分を除去します。特に汚れが溜まりやすい角や隙間(溝)を念入りにチェックし、デバイス全体にホコリ、シミ、研磨カスが一切残らないように徹底します。すべての洗浄作業が完了した製品は、二次キズや静電気によるホコリの付着を防ぐため、帯電防止プラスチックコンテナに整然と仕分けされ、保管されます。
この一連のプロセスは、熟練スタッフの手作業によって精密に管理されており、美観と手触りの絶妙なバランスを保ちながら、ざらつき、キズ、汚れなどの外観不良を根本(ソース)から排除しています。これにより、すべての製品外装が滑らかな手触りと美しく洗練された外観を備え、その後のレーザー刻印、組み立て、梱包といった工程へ向けて高品質な土台を築くと同時に、細やかな研磨によって製品全体の高級感を高めています。
エンドユーザーの皆様の手元に届く電子タバコ(VAPE)の一つひとつには、当社の現場スタッフの真摯な姿勢と、細部への徹底した丁寧な手仕事が込められています。